信州松崎和紙の歴史
 

信州松崎和紙は、長久三年(1042年)に、和紙の原料である野生の楮を使用して、当地に勧進された国宝仁科神明宮の祭用に神社の奉仕人が製造したのが始まりとされています。その後一般農家などの、冬期間の副業として、紙すきの技術が伝承され、発達したとされています。

 

その背景には、大町市南部を流れる高瀬川の良質な水と、豊富な原料に加え、優秀な紙すき技術によるものとされ、帳簿用紙や、永代保存用紙などは、信濃特産品として愛用され、著しく発展しました。

 

しかし時代の変遷とともに、洋紙の普及や戦時中の統制で転売業者が相つぎ、今ではわずかな人により守り育てられています。

 

信州松崎和紙製品の特徴

信州松崎和紙の製品の原紙は、最も強い楮を主原料として、伝統の技法と、独自の特殊処理を施した木の葉を紙にすき込むことで、和紙のもつ味を生かしています。手作りの強さとやわらかさ、自然の温かみを肌で感じる事ができます。

 

現在では各種和紙加工品を製造する事により、作られた和紙を使用しています。以前の和紙は障子紙や文房具等として用いられる事が多かったのですが、現在では日用品や、インテリア用品として加工し、気軽に使っていただける和紙製品として、提供できるようになりました。

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